アリとヒクイドリ


嫌われる理由なんて

たいしたことないけど



Story

あるところに「アリ」が居た。
アリという名の、少年が居た。

少年は宿無しで、土くれに穴を掘って住んでいた。

あるところに「鳥」が居た。
それは人の形をした神鳥で、ヒクイドリと言った。

ある日、ヒクイドリはアリの元へ迷い込む。
絶望を抱え、死に憧れを持っていた。

その日、ヒクイドリを、アリは拾った。


ぶざまな、ぶざまな、生き様をさらし

それなのに、

生きていたいと

まだ慟哭する。

 

アリとヒクイドリ


君は知ってるか

真の絶望に

涙は似合わない



アリ

「半分、筋肉が死んでるんだ」

孤児。

とある事故から
村八分にされているが、
本人は気にしていない。

ヒクイドリ

「おまえはそれでいいのか」

人の形をした「鳥」

神鳥の癖に
世の中に絶望しているらしい

「 ヒクイドリの血を飲むと

幸せなれるって

誰かが言っていた 」



私は飛べない
私はいえない
私は叫べない
愛してる。

遊び方

このゲームはADVと育成SLGを組み合わせたゲームです。
大雑把なやり方としては、

 ・場所をめぐって、自分のステータスを育てる


それだけです。

ただゲーム内には隠しステータスとして
「ヒクイドリの愛情」があります。
(ゲーム内のハートマークにご注目ください)

休まずに場所を巡りすぎるとヒクイドリがいらいらしてきます。
(ゲーム内の赤いキノコにご注目ください)
この「苛苛」が頂点に達すると、
ちょっとばかし喧嘩してしまい、
ヒクイドリの愛情が減ってしまいますので
気をつけといてください。

またゲーム内には「アリのおなか」というステータスもあり、
(ゲーム内の赤いキノコの隣のキノコにご注目ください)
「休む」を選ぶと食料が無いからおなかが減って
減りすぎると死んでしまいます(GAMEOVER)
こちらもちょっとばかしご注意ください。

それでは、どうぞ雨のひと時を。

エンディングとちょっとしたコツ

エンディングは全部で11種類。
ヒクイドリの愛情がポイントです。
場所によって上下するステータスが決まっているとかいないとか。
是非探してみてください。

雨の日が始まる