嫌われる理由なんて たいしたことないけど
あるところに「アリ」が居た。 アリという名の、少年が居た。 少年は宿無しで、土くれに穴を掘って住んでいた。 あるところに「鳥」が居た。 それは人の形をした神鳥で、ヒクイドリと言った。 ある日、ヒクイドリはアリの元へ迷い込む。 絶望を抱え、死に憧れを持っていた。 その日、ヒクイドリを、アリは拾った。 ぶざまな、ぶざまな、生き様をさらし それなのに、 生きていたいと まだ慟哭する。
君は知ってるか 真の絶望に 涙は似合わない
アリ「半分、筋肉が死んでるんだ」孤児。 とある事故から 村八分にされているが、 本人は気にしていない。 | |
ヒクイドリ「おまえはそれでいいのか」人の形をした「鳥」 神鳥の癖に 世の中に絶望しているらしい |
「 ヒクイドリの血を飲むと 幸せなれるって 誰かが言っていた 」
このゲームはADVと育成SLGを組み合わせたゲームです。 大雑把なやり方としては、 ・場所をめぐって、自分のステータスを育てる それだけです。 ただゲーム内には隠しステータスとして 「ヒクイドリの愛情」があります。 (ゲーム内のハートマークにご注目ください) 休まずに場所を巡りすぎるとヒクイドリがいらいらしてきます。 (ゲーム内の赤いキノコにご注目ください) この「苛苛」が頂点に達すると、 ちょっとばかし喧嘩してしまい、 ヒクイドリの愛情が減ってしまいますので 気をつけといてください。 またゲーム内には「アリのおなか」というステータスもあり、 (ゲーム内の赤いキノコの隣のキノコにご注目ください) 「休む」を選ぶと食料が無いからおなかが減って 減りすぎると死んでしまいます(GAMEOVER) こちらもちょっとばかしご注意ください。 それでは、どうぞ雨のひと時を。