「心」
おにぃちゃんが、静かな声で僕に呼びかける
僕はそのたんびどきどきするけど
顔には出してあげない。
だってどきどきするっていったら
この間力一杯抱きしめられちゃって
困ったんだ
「心、今日何の日か知ってる?」
「しらにゃい」
「しらにゃいの」
「そー」
このごろ僕とおにぃちゃんはにゃんにゃん言葉が流行っていて
語尾に「にゃー」をつけたりして、とてもたのしい
「しらにゃいこはおちおきちなきゃにゃあ」
ぎゅうっとおにぃちゃんが僕を抱きしめて、
うにゃうにゃほおずりをしだして、
苦しくてやにゃやにゃと言いながら逃げようとすると、
不意打ちで接吻された
「んにゅ」
「ん……」
「にゅ」
「やにゃあ」
ぷはっと放してくれて、やっと息をつくと
おにぃちゃんがすごい可愛いもの、見ているみたいに
僕の額に何度も何度もキスする
「心…心、心」
「うあー」
「なにがうあーだ」
「おにぃちゃん、だめだにょう」
「なにがー」
「すきすぎて…こまっにゃう」
「こまっにゃうの」
「にゃうの」
「うーーーーー」
ぎゅうぎゅうおにぃちゃんは僕を抱きしめる
苦しいよぉ。苦しくて嬉しいよぉ
「可愛い…たまんない…しん…」
「おにーちゃん…」
本当はチョコ、用意してあるんだ
今日はバレンタインだもの
でもなんか意地悪な気持ちで、教えてあげないんだ
まだだめ。ひみつなんだ。あとでおどろかすんだ
わくわくしながらそんなことを考えていたら、
おにぃちゃんが、僕の胸にちゅうをした
くすぐったくて身をよじると、ベッドに押し倒された
「チョコの代わりにおまえをいただくのにゃあー!!!」
「きゃーーーー!!!!」

さあ困ったぞ。
抱いてほしいけどチョコはあってあるけど抱いて欲しいし
あむ、混乱してきた
「可愛い…心…しん、だいすきだよ」
「おにぃちゃん…」

いつチョコを渡せばいいんだろ?
おにぃちゃんの舌の動きに身を任せながら、
どうしようどうしようって、考えていた
















水の愛撫の心ちゃんと、一ちゃんです。
ハッピーエンドその後のラブラブチック。
バレンタインの絵です。
一ちゃんはこの先、
どんどん精神的に成長していく人なので、
どんな風になっても心ちゃんを愛し続けるでしょう。
ラブラブー!ラブラブー!

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だいすき