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いつか、心臓とりだして、
お湯かけて、泣いてみたい




骨の、少し奥に

傷がある


たまに、不安になるのは


その骨が、いたいから




ああ、こんな風に、泣けて よかった




なんで、って、
繰り返せば分からない

何でこんな風に
なんでこんなことに

でも、生きなきゃなんないから






骨の傷は、治らないのだろうか
一生治らないのだろうか

























例え、過去が痛んでも

あえてよかった



生まれてよかった






これから、きっと



いいことがあるんだ