冬雪

睨みつける目、
その目、好き、

と言ったら、

ちろ~ん、と、人を軽蔑したように見る。

「ホモ」

ホモだもん

ねーてーつないでいい?

やだ。そう言いながら、手をポケットに隠す。
心なしか体を避けて。

いいじゃん、なぁ、手ー

にやにや笑いながら、さ、俺さ。
ほんと、マジで。
頭ん中、泣きそうな想いでいっぱいなんだ。

おまえが俺のこと嫌いでもいいよ
おまえが俺のこと軽蔑していてもいいよ

「好きだよ」

「ホモ」

やっぱり軽蔑したように俺を見る。
無感動な言葉。
そんでも隣を歩いてくれる
おまえが好きだよ。