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酔いの玉
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CG
> 水族館
霧雨の中はまるで水族館みたいだ。
泣きながら腕の中にすっぽりおさまって
ユナヒはしゃっくりをあげている
少し暑い日。
蒸し暑い日。
水滴は体を濡らしながら、
ユナヒは胸を濡らしながら。
「せんせぇ、僕別れたくなんかないよぉ」
きょういくいいんかいとかいうところから
お達しがあって
ねぇねぇ君君、そういうのはまずいんじゃないかね
まずいと思うよ、生徒とつきあうのは、ほら、やっぱりねぇ
校長の独特の言い回しが思い浮かぶ。
体育館の裏、木々に囲まれた、ひっそりした区切られた空間。
ユナヒの髪の毛をそっと撫でた
彼を無くすべきか、職を無くすべきか
僕の心は決まってる。
2004-05-24
22:52:19
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泣きながら腕の中にすっぽりおさまって
ユナヒはしゃっくりをあげている
少し暑い日。
蒸し暑い日。
水滴は体を濡らしながら、
ユナヒは胸を濡らしながら。
「せんせぇ、僕別れたくなんかないよぉ」
きょういくいいんかいとかいうところから
お達しがあって
ねぇねぇ君君、そういうのはまずいんじゃないかね
まずいと思うよ、生徒とつきあうのは、ほら、やっぱりねぇ
校長の独特の言い回しが思い浮かぶ。
体育館の裏、木々に囲まれた、ひっそりした区切られた空間。
ユナヒの髪の毛をそっと撫でた
彼を無くすべきか、職を無くすべきか
僕の心は決まってる。